アスベスト対策では、なぜ、事前調査が重要なのでしょうか?
事前調査には、次の4つの目的があります。
適切に工事費用を見積もるために
建物に最適な対策を講じるために
的確な工事計画を立案するために
安全で確実な工事を実施するために
アスベストは、倉庫、工場、住宅、事務所、商業・教育施設など、さまざまな建物で使用されています。
さらに使用されている場所も天井、壁、床、躯体の梁・柱への吹き付け、壁材、床材などさまざまな形態で使用されています。
仮に設計図面が残っていたとしても、実際の施工と異なる場合もあります。
そのため、事前に調査を行って、アスベストの使用状況を確認することが重要なのです。
アスベスト診断士とは、既存建築物に使用されている石綿に関する管理のあり方、あるいは解体前の事前診断などへの適切なアドバイスを行える人材の養成を目的として、一般社団法人 JATI協会が認定する資格者で、アスベストに関するエキスパートと言えます。
弊社では社長自らが「アスベスト診断士」の資格を取得し、常に現地にて調査、確認を行っております。
・建築物/工作物のどこにアスベストが使用されているかの診断
・書面( 設計図書、施工図面など) による第一次スクリーニング
・現場における第二次スクリーニング
・信頼性の高い分析機関の選択、委託と最終判断
・建築物/工作物に使用されているアスベストの処理要否診断
・建築物/工作物の解体など処理工事に対する適正工事のチェック診断
・建築物/工作物の解体など処理工事に従事する作業者に対する教育講師
アスベストの調査・診断・分析に関するお問い合わせは、メールフォームよりお気軽にご相談ください。
【お問い合わせ先】大光株式会社
メールでのお問い合わせはこちら
TEL:03-3888-7701(平日 9:00〜18:00)
まずは、設計図書(施工記録や維持保全記録など)を検証します。
建物の種類や使用建材、施工年、施工部位などの違いにより石綿含有材料であるのか、そうでないのかの判断をします。
判断できない不確定な部位に関しては「第二次スクリーニング」としての現場での確認作業が必要となります。
第一次スクリーニングで調査を行った結果、石綿の有無が不明な場合、第二次スクリーニングとして現地調査(分析のための試料採取も含む)を行います。
第一次、第二次スクリーニングの調査の結果、更なる不明箇所が発生した場合は、「分析調査」が必要となります。この作業においては保護具の使用が必要となります。また、信用できる分析機関の確認が必要となります。
その分析結果を元に、石綿の有無を判断します。