アスベスト(石綿)は自然に採取される繊維状けい酸塩鉱物のことで、
耐熱性、絶縁性、保温性に優れており、
安価なので日本でも建築資材や工業材料をはじめ
自動車や電化製品、日用品などに様々な物に利用されてきました。
国内使用量の約8割は建築材料として使用され、
とくに建設ラッシュの時代にはビルを建築する際、
吹き付け材料に盛んに使われました。
しかし、飛散した繊維を長期間にわたり大量に吸いこむと
肺に蓄積されてしまい、
肺癌・塵肺・肺線維症などが発症する恐れがあると分かりました。
そのため、昭和50年から吹き付け作業が原則として禁止となり、
その後は段階を追って禁止されていき、
平成17年に全面使用禁止となりました。
現在ではビルなどを解体する場合、
周辺に被害が及ばないように、建物の持ち主が業者に依頼して
アスベストが使用されているかどうかの調査を依頼し、
都道府県に届出を行うなど、作業基準を守る義務があります。
お住まいの地域によって独自の規制がある場合もあるため、
まずは専門の業者に調査を依頼しましょう。
アスベスト(石綿)を使用した建築物は解体費用がかかるため、無届けで解体するなどの建築業者が後を絶ちません。目視である程度アスベストを見分けるポイントなどをご紹介します。
2014年6月大気汚染防止法が改正され、特定建築材料が用いられている建築物の解体などを行う際に、作業基準や事前の届出・調査などを順守しなくてはならなくなりました。
塗料にもアスベストが含まれている危険性があります。塗料に含まれるアスベストは固着しているため飛散の可能性は低いとされていますが、当社では完全に除去することができます。
アスベストの除去を行うには適正な処理をしてくれる信頼できる業者を選び、事前調査を行い、アスベスト診断士など豊富な知識を持った人による指導のもと除去工事を行うことがおすすめです。
アスベスト被害にあっているかを調べるためのセルフチェックがあります。アスベスト被害は大問題になっているため、専門機関に行ってみることも重要ですし、情報集もしてみましょう。
アスベストの脅威については多くの人がご存知でしょう。昔はアモサイト、クロシドライト、クリソタイルが対象でしたが、今は新たに3種類加わって6種類となりました。いづれも検査が必要です。
多くの人はアスベストは危険なものだという認識があるでしょう。確かにそうなのですが、その使用方法によっても度合いが変わってきます。タイプ次第で発じん性が変わってきます。
今ではアスベストが体に悪影響を与えることは常識ですが、昔はそれが一般的ではなく多くの人々が健康被害を受けました。ひどい病気になったケースもあります。給付もあるので調べてみましょう。
中古マンションにアスベストが使用されていた場合、資産価値は非常に低くなります。買い手が見つからないだけでなく後々のトラブルにもなりかねませんので早急に対処すべきでしょう。
アスベストの種類は各メーカーのものをすべて合わせると数十から数百にもなると言われているためすべてに危険性があるのか現段階ではまだ定かではない部分も多々あります。
飛散性のアスベストは作業中にアスベストが飛散する可能性があるので処理する際も通常の産業廃棄物としてではなく、慎重に国のマニュアルに従って処理する必要があります。
アスベストの飛散性と発じん性を表すレベルは1に近い方が危険度が高く、飛散する確率も上がると言われています。しかしどの場合も解体ではなく除去作業を行うことが一般的です。
アスベスト用のマスクは花粉症対策向けのマスクとは異なり、除去工事でも完全にアスベストを人体に侵入させない作りとなっているため性能の点においても高い信頼性があるのです。
ロックウールは断熱性、保温性、耐水性と様々な面において優れた効果を持つ素材です。住宅建材に適した特徴があるため様々な建築物などに使用されている安心できる材料です。
アスベスト除去を行う場合はアスベストがある部位によってかかる費用の平均相場が異なってきますが、だいたいトータルすると20万円〜数百万前後の費用がかかると言われています。
アスベストを除去する際には除去工法以外に封じ込め工法や囲い込み工法と呼ばれるアスベストを残したまま工事する方法があります。それぞれにメリットとデメリットがあります。
アスベスト廃棄物の定義はアスベストが付着している可能性がある、アスベストが飛散する可能性がある、またはアスベストがある建物にあった器具などすべてが対象となってきます。
アスベストの除去工事は高額な費用がかかりますが、各市町村が出している助成金や補助金の制度を利用すれば除去工事の費用負担も大幅に減らすことができる可能性があります。
近年、アスベストリフォームを謳った詐欺が急増しています。アスベストという不安を抱く言葉を巧みに操り、リフォームの契約を急がせるというのがリフォーム業者の手口です。
アスベストの被害は知られていますが、今でも販売されている分譲マンションの中にもアスベストを使用しているものがあります。ここではアスベスト調査の流れをご紹介します。
アスベスト除去を行う作業員の身を守ってくれるのが作業着です。作業着には性能の良い防護服と、簡易的な作業にちょうど良い作業衣があり、アスベストのレベルによって使い分けられています。
アスベストの危険性は誰もが知っていますが、賃貸住宅にもアスベストは使用されていました。重要事項説明の際に伝達の必要があると思われるので、出来ればしっかりと調査などしたいです。
アスベスト工事のせいで近隣に住む人たちが被害を受ける可能性もゼロではないでしょう。それを避けるためには洗濯物を外干ししない、外出は控えるといったことも大事になってきます。
建築物を解体する場合、アスベストが飛散しないように適切な対策を取って除去工事を行ないます。作業する際はアスベスト対策用保護具を装着しますが、工法などによってもその種類は違います。
アスベストは健康被害が懸念される物質です。どのような建物にあるのか、一見してもわからない人がいるかもしれません。実は、建築年数からアスベストの有無を判断することができます。
アスベストの調査や分析は専門性が必要で、特殊な機器を使うこともあります。分析方法は一般の人にとってはややこしいですが、専門業者であれば正しい分析結果が期待できます。
アスベストの可能性がある建物の共通している特徴は、昭和に建てられた鉄筋コンクリートの建物です。アスベストの治療法がないので、古い建物を避け、自分で対策しなければいけません。
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