アスベストが建設資材として大量に使われていたことは、
メディアなどで取り沙汰されていたこともありご存知の方も多いことでしょう。
アスベストの使用用途の9割は建材とも言われています。
劣化した吹き付け材などはテレビでもよく見る光景です。
しかし、アスベストは吹き付け材としてのみ使用されていたわけではありません。
耐久性に優れているところから天井や屋根材としても使われ、
耐熱性に優れているところから風呂や台所にも使われ、
ビル、一般住宅、工場他形を変えて様々な場所に使用されてきました。
そしてアスベストは目に見えないところだけでなく、目に触れる場所にも堂々と存在します。
壁の塗料にもアスベストが含まれている危険性があるのです。
塗料に含まれているアスベストは、同じく塗料に含まれている樹脂で固着され、
健康および環境に大きな影響は与えないという見解が出ています。
しかしそれも、今後はどうなるかわかりません。
もともと吹き付けアスベストも危険性があることを知りながら放置されていたのです。
2005年夏に塗装業界関係119社に対して行った調査によると、
40%にあたる48社がアスベストを含んだ塗料を使用していた実績があると回答しました。
そして、その製品数は185製品にも及びます。
塗料には接着剤も含まれ、建築の外壁の塗装材だけでなく、
舗装やカラー塗料、電気絶縁材料、防音材としても利用されました。
塗装業界で使用されたアスベストの総量は1957年から約48年間で約12700トン。
アスベストがもてはやされた時代ですから、塗装業界を責めることはできません。
問題は、塗料や接着剤に含まれたアスベストをいかにして除去するかなのです。
前述したように、固着しているアスベストは飛散の可能性は低いとされています。
アスベストを取り除く際、飛散の可能性が低ければそのまま経過を見る、という方法もあります。
しかし、アスベストは吹き付け材と同じように完全除去することをお勧めしています。
いつ飛散するかわからない状態では不安も多く、ストレスもたまります。
また、固着したアスベストは中途半端に力を加えたり壊したりすると、飛散する危険性が増します。
実績のない業者が施工した場合、塗料のアスベストを取りきれずに
飛散させてしまうことも全くないとは言い切れません。
大光は塗料にも気を配り、全て綺麗に除去する技術を持っています。
アスベスト除去は、実績のある当社にお任せ下さい。
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