ニュースや新聞でも報道されていることから既にご存知の方も多いことでしょう。
アスベストには有害性があることは、もはや常識となっています。
しかしこの有害性という点を除けば弾力性やアルカリに強いという点などを見ても非常に優れた素材であったためにこれまでも長きにわたって使用されてきました。
アスベストが使用されている主な場所は住宅の屋根、外壁、住宅建材などで、生活の身近なところにもよく存在しています。
公共施設や学校などではアスベストの廃止が積極的に行われてきたことにより、大幅に除去することが可能となってきていますが、身近にある住宅建材などはまだまだ完全に除去できているとは言えない段階なのです。
さてそんな問題となっているアスベストですが、具体的にアスベストが含まれている住宅建材とはどのようなものなのでしょうか。
現在では法令によってアスベストは全面禁止となっているため、この1〜2年で建てられた住宅は問題ないと思っていいですが、つい最近までアスベストを含む住宅建材は使用されていたため、まだアスベストが残っていることもあります。
この住宅建材の種類はメーカーによって数十から数百にも上ると言われており、実際にすべてにおいて危険だとも言えないこともまだ事実なのです。
現在分かっている範囲の中でアスベストが含まれている具体的な住宅建材を挙げるとキリがありません。
主なものでは天井・屋根・外壁・内壁・床それぞれにケイ酸カルシウム板、住宅屋根用化粧スレート、ビニール床タイルといった様々な種類の住宅建材が使用されています。
しかし先ほども触れたように、アスベストの種類はメーカーによって様々なものが販売されており、またその数も数えきれないくらいの種類となっているため、完全にそれらを把握し除去するまでにはまだ方法が確立していないという問題点も未だ残されています。
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