健康被害をもたらすとして使用において法的に規制されているアスベストは
石綿といわれるように直径数十ミクロンで花粉よりも小さく大変軽い繊維なので、
簡単に空中に飛散してしまいます。
そして、肺に入ってしまうと異物の消化をする肺のリンパ球系に到達し、その細胞を死滅させてしまうという恐ろしい繊維です。
そのためビルなど建築物を解体するときは解体前に大気汚染防止に基づく
アスベスト除去工事を行わなければなりません。
ここではこれから建築物の解体を予定されている方に
除去工事で大事なポイントについてご紹介します。
除去工事では事前調査が必要ですが、実は十分な
事前調査をしていない業者が多く、
解体している途中でアスベストが見つかってしまい、
通常の解体工事がアスベスト除去工事となってしまい、
工事を中断せざるを得なくなったり、工事費や工期も延びてしまうといったことも少なくありません。
除去工事を行うにはクリーンルームを設置するなど普通の解体工事以上に手間や工事費がかかります。
そのため、「半額で除去工事を行います!」など激安を
売りにした業者は工程を飛ばすなど悪徳業者の場合が多いので気をつけましょう。
除去工事では除去する業者と解体業者との連携が
重要となります。
アスベストが飛散しないよう除去工事を行い、
その後、解体工事を実施するからで上手く連携しないと
安全な除去工事は行えません。
アスベスト除去工事を安全に行うためには、アスベスト診断士による
指導をおすすめします。
アスベスト診断士は対象となる建築物の設計図から使用された建築材料の
メーカーと商品名、さらには建材が使用された箇所などを調べ、
現地で実際の資料と同様に施工されているかなどを目視で確認し、
アスベストの有無を判断するという仕事です。
そして既存建築物等に使用されているアスベストの調査や安全な取り扱いについて
適切なアドバイスを行うのがアスベスト診断士の役割です。
そのためアスベスト診断士はアスベストにおいて広範囲の知識が必要となります。
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