アスベストは健康被害を与えるものだということが知られていますが、実はまだ様々なところにアスベストが残っているといわれています。
ちなみにアスベストは、天然のケイ素化合物で工業用に利用される6種類を指しており、断熱性や防火性、防音性や耐摩擦性にすぐれた高性能な資材として、建築資材だけでなく家電や機械にも多く使用されていました。
アスベストは健康被害があるということで国土交通省が通達を出していますが、賃貸物件のオーナーは「自分が所有する物件にアスベストが使われているかを必ずチェックしなければいけない…」というわけではありません。
ちなみに不動産の賃貸や売買の契約時には、「重要事項説明」で建物の状態を詳しく知ることができます。
これは、家やマンションなどを売買したり貸借する際に、その建物に関する重要事項をまとめた書類で契約の時に、建築物の詳細を消費者に対して説明しなければなりません。
アスベストの調査を行ったか否かについても「重要事項説明」に記載されています。
石綿調査は必ず行わなければならないというワケではありませんが、アスベストは健康への危険性もあるというのは有名で、昔に建てられた建物は建築資材や吹き付け材など一般的にアスベストが使用されていたこともあり、賃貸住宅を借りる人にとっては、アスベスト調査をしている物件が安心といえます。
借り手の不安を拭うためにも、建物のオーナー様は石綿調査をすることをおすすめします。
建築物にアスベストが使用されていると住人が健康障害を起こすリスクがあります。
また、アスベストが使用されているか否か不明のままでは、賃貸住宅なく不動産取引に当たり、「アスベストがあるものと評価され、建築物自体の資産価値を下げる」ことになりかねないので、調査をおすすめします。
ちなみに、調査内容は使用箇所などで、アスベストの使用が確認された場合、アスベスト飛散防止対策を行います。
また自治体にもよりますが、補助金・助成金制度を設けている地域もあるので、ぜひ調査をうけてみましょう。
物件の貸し主サイドは借りる人にアスベストの状況を説明しなければならないとされるほどアスベストの使用状況は重要な事柄です。
住人が安心して暮らしていける状態を作るのは、ある意味では賃貸住宅を経営する人の務めでもありますので、アスベスト調査を是非とも行ってください。
大光株式会社でも賃貸住宅のアスベスト調査などを行っておりますので、お気軽にご相談ください。
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