アスベストを使用しているであろうビルの特徴

老朽化した建物と建て替え工事

老朽化した建物と建て替え工事

最近はどこでも老朽化した建物や、建て替え工事が行われていますが、当たり前のように感じてしまうので関心がないと思います。 しかし、このような古い建物は恐ろしい病気が潜んでいるので、注意しなければいけません。
たとえば、アスベストによる被害。
アスベストは私たちの健康に影響を及ぼします。

アスベストの影響

ただ単に使われていない建物があると思い、古い建物に関心がない人がほとんどだと思います。
また、地方では老朽化した建物の取り壊しを見かけても、何も思わず子供が横を通ってしまうなんてことも。
そのような現場があった場合、近づかないでください。
古い建物にはアスベストを含む建材が使用されている可能性があります。
昭和に建てられた建物は要注意です。
現在は、アスベストを含む建材の使用は禁止されていますが、昔の建物にはそのような規制はありませんでした。
禁止されるどころか、断熱や屋根材に使用されたり、壁にアスベストを吹き付けるなど断熱工法として採用されていました。
現在はアスベストが禁止されているから大丈夫だ!と安心してはいけません。
長期間アスベストを呼吸する場所にいた人は100%に近い確率で発症がみられています。
アスベストの対策は吸い込まないことしかありません。
ですので、アスベストを避ける方法しか対策はないのです。
潜伏期間が長いので、忘れた頃に発症することが多くあります。
身体に入ったアスベストは、痰や咳で体外に排出されますが、肺へ溜まってしまうことがほとんどです。
現在の医学では、体内へ貯蓄されているアスベストは除去することができません。

アスベストの危険がある建物の特徴は

アスベストを目で判断することはできませんが、建物の特徴があります。
アスベストを含んだ建材が使用されている可能性が高い建物は、昭和に建てられた鉄筋コンクリートのビル、一般住宅、役場や学校などの公共施設、総合病院などの民間施設、倉庫や工場です。
共通している特徴は、昭和に建てられた鉄筋コンクリートの建物です。
専門業者が除去していますが、安全が確保されたかどうかは目で判断することができません。
ですので、古い建物には近づかないことが一番なのです。
アスベストの治療法がないので、古い建物を避け、自分で対策しなければいけません。
時代が進むにつれてアスベストを知らない子供が増えてきますが、アスベストの建物はすぐになくなるわけではありませんので、これからも気をつけていかなければいけません。

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